牧郷ラボ自家発電設備

2016/3/24 プロジェクト報告書および収支報告書

 

 ずいぶんと遅くなり誠に恐縮ですが、本プロジェクトの目的・経過・結果・今後の方針およびご寄付いただいた金額の収支に関しまして、以下のとおり文書にまとめましたのでご報告いたします。重ね重ねにはなりますが、ご寄付いただいた方々、ご協力いただいた方々には、自身の力不足により、最終的な成果を出せぬまま断念となりましたこと、深くお詫びいたします。

 

牧郷ラボ自家発電プロジェクト結果報告書.pdf
PDFファイル 328.1 KB
牧郷ラボ自家発電プロジェクト収支報告書.pdf
PDFファイル 142.2 KB

2014/4/11 旧牧郷小学校100%自家発電プロジェクト一次断念・・・

 

 雪で崩落した左翼アレイを片付け、木枠の劣化で崩落した右翼アレイを手直しし、96V2並列合計16個ものバッテリーが劣化しないようなんとか残りの5ストリングで発電を続けようとしたものの、今度はコントローラーに異常が発生。幾度となく設定をリセットするがどうにも電力を受け止めてくれない。96Vのバッテリーバンクを充電するために国内では一般的でない機械をアメリカから直接取り寄せたことが仇になり、サポートをしてくれる相手がいない。そうこうしているうちにバッテリーは劣化してゆく。迷ってはいられない。バッテリーバンクを充電可能な電圧に分散して、複数のメンテナンスシステムをつくらなくては。

 この段階にて、本プロジェクトはいったん断念。ご寄付くださった方々、ご協力くださった方々、様々に思いを寄せてもらった方々、力及ばずこのような結果となってしまいました。誠に申し訳ございません。またあらたな機会を待って再起を図りたいと思います。今後ともあたたかく見守っていただけましたら幸いです。

2014/4/8 「創造はあなたの意識と関わっている」

 

 残雪もすっきり消えた4月。校庭の桜も満開です。2月の大雪以来、すっかり意気消沈気味のぼくも長いトンネルを抜けて少しウキウキ上機嫌。さて、そろそろパネルたちの手当てをしてあげようかなって、なぬぅ!?( ゚Д゚)

 

 あの雪でも無事だった右翼アレイが落ちている・・・。うん。やはりといえばやはりなのです。右翼の木枠は左翼に比べてたわみが大きく、たびたび応急処置を繰り返してなんとかここまで持ちこたえてきたのでした。

 

 教訓。この木枠じゃダメだ。もっと堅牢な構造につくりかえよう。とりあえず雪で崩落した左翼の2ストリングと木枠のたわみで崩落した右翼の1ストリングを片付けて、残り5ストリングで発電を継続しつつ、機を見て再度やり直そう。朝方出会った言葉のおかげで、今日はとてもいい汗をかいた。

 

 ある人曰く「覚えておきなさい。創造性というのは、特定の仕事とはまったく関係がない。創造は、あなたの意識の質とどこか関わっている。何であろうと、あなたがすることは創造的になりうる。創造性というのは、どんな仕事でも瞑想として楽しむことだ。どんな仕事でも、深い愛をもってやることだ。」

2014/2/27 すっごい大雪だった!パネルさんたち、大丈夫!?

 

 2月、藤野はびっくりするほどの大雪に見舞われました。ホップステップジャンプとばかりに3度ほど勢いを増して降った雪。ぼくは生まれて初めて雪が怖いと感じ、雪が降ってもわくわくしない自分に気が付きました。積雪後しばらくは家から出れず、地域内を動き回れるようになるまで数日、ラボに初めて入れたのはいったい何日後だっただろう。

 

 いったいパネルたちどうなっているだろうかなぁと初めてその様子を見ることができたのが今日この日。AP通信のコロンボさんと一緒にみんなの広場まで登ってみました。いくぶんか溶けた雪の間から、ああやはりという光景・・・雪の重みに耐えきれず、木製架台の梁がばっくり2つに折れています。パネルも崩落しいくつかは損傷。よく見るとなんと足場用の単管まで歪んでいる!

 

 雪のすごさに圧倒されつつ、崩落したストリングを無事な系統から切り離して応急処理。いやぁ、まいったね。電哲、もう、くじけそう。(´・ω・`)

2013/10/28 発電電力量と消費電力量・・・

 

 テスト運用開始当初はしっかりバランスがよさげだった発電電力量と消費電力量。日を追うごとに予期せぬ消費電力が増え始め、ついには発電電力量が追い付かずバッテリー電圧が低下する一方に!

 

 ラボの仲間たちが使用している電化製品を確認してみても、そんな電力量は使っていない。いったいぜんたい何が電気を喰っているのか?ラボのあちこちを見回ってみると、凍結防止の電熱線、同じく凍結による破損防止の便座ヒーター、ひとつまたひとつと計算に入れていなかった電化製品がぼちぼち見つかり出しました。

 

 牧郷ラボは、かつて小学校だった廃校をアーティストのアトリエとして再利用して10年の歴史があり、その間、様々な不都合に対応すべく様々な対策が施されてきたのだと思います。それらのひとつひとつを紐解いて、消費電力量を調べ、要・不要を判断し、代替えできるものは電気以外のエネルギーに変えてゆく・・・って、それは無理。今のぼくの精神力では楽しめない。

 

 さあて、どうしたものかなってとこだけど、とりあえずひかり祭りでエネルギー全開!使えるだけ使い倒して楽しもう!あとはぼちぼち考えます。はい。

2013/9/28 切替工事完了!テスト運用開始だい! (・Д・)ノ

 

 インバーターのファンが回らずやむなくテストを中止したあの敗北より3か月。今度こそ動いてます。いよいよテスト運用開始なのでございます。

 

インバーターは、DC96V入力→AC100V出力はされているのだけど、内部回路にてDC12V系に通電しておらず、それ故ファンも回らずLEDシグナルも点かないという状況。ACファンに取り換えて出力電力で動かそうとも考えたのですがACでは同等の排気量が確保できず、結局、入力電力をDC12Vに減圧して既存のDC12Vファンを動かすことにしました。

 

発電側はフロート状態で900W程度。さすが総出力3000W超のパネルたち、季節も天気もベストな今日、力強い働きを見せてくれています。対して消費電力側はこれまた900W前後を揺れ動く具合。これは図らずもバランスがよさそうです。

 

続いては、ラボ内で動いている電化製品を見て回り何がどれだけ使っているかリスト化してみよう。合わせて、現在の発電・蓄電・消費電力状況をラボのみんなでシェアする仕組みも導入したいな。

 

今はご機嫌で動いてくれているインバーターだけど、24時間365日動き続けていったい何ヶ月もつだろう?という気がしています。そうした運用に耐えられそうな堅牢なインバーターは3KW出力なんていうと軽く100万円を超えてきちゃうし・・・

 

そう考えるとやはりインバーターは使わずに、時間をかけてでもコツコツと室内配線網を直流に変えていく方が賢い気がする。これが次のステップになるかな。

2013/6/30 お披露目は10月、ひかり祭り!

 

 インバーター、しっかり作られてる高価なものならこれほどじゃないと思うけど、いやいやなかなか手のかかる機械ですぞ。えっと、ですね、まずうるさい。実にうるさい。ちょっとした掃除機をずっと動かし続けてるほどにうるさい。この点、解消すべく屋根付きのプラボックスに収納して屋外に出しちゃいました。

 

直接30Aをとりだすための工作は、インバーターコンセント部に給電している内部の配線を筺体外部に引きだし端子台に接続、そこに配電盤へ繋ぐCVケーブルを接続といった具合。アースはこの端子台にて接地側と見られるインバーターの黒い線から取出してみました。

 

外付けインバーターから室内への配線は、2番目の写真のようなかんじ。壁に穴開けてPF管にとおしてって、なんかロボっぽくてお気に入り。

 

最後の写真、インバーターから延びるCVケーブルは、壁を2カ所ぬきつつ校舎内を引き回し、配電盤となりに新設したソーラー専用漏電遮断機に接続。既存の漏電遮断機はスイッチオフしてロックで固定し、ソーラーブレーカーの2次側から既存ブレーカーの2次側を結線。ソーラーは単相2線、既存配線は単相3線なので、ソーラー非接地線を2端子に渡して整合させてみました。

 

ということで切り替えテスト実施!インバーターの電源をON、ソーラーブレーカーをON、順次、子ブレーカーをON、ON、ON!校舎内に次々と電気が流れ出し、各部屋のアーティストからも異常なしとの応答!

 

やった!できたよ!おかーさーん!

 

という喜びもつかの間・・・インバーターさん、ファンが回ってません。すっごく熱くなってます。臭いもやばい感じです。すぐさまテスト中断、配線戻し、インバーター再度解体です。きっと、あまりにうるさい、うるさい言いすぎたんですね。すっかりへそを曲げてしまって、てこでもファンが回りません。ごめんね、ぼく、言い過ぎたよ。機嫌直して動いてくれ~!

2013/5/28 電力供給6月末に予定変更っす・・・

 

 仮つなぎの電気は順調にバッテリーバンクへと流れております。パネルからの入力電圧205V前後、バッテリー電圧110V前後でフローティング状態。

 

先週は、機材部屋となる北の小部屋のレイアウトをイメージ。校庭に転がってた廃材でバッテリーを収納する台を作ってみました。苦手な木工だけに苦戦しましたが、まあ、用は足りました・・・

 

さて、ここからです。DC96V/230Ahという藤野電力史上最大のバッテリーバンクから電気を取り出すインバーター。このコンセント形状はAC100V15Aが限界。となると内部の配線から直接30Aを取り出す仕掛けを作らねばならぬか?つづいてアース。差込口はあるが内部では配線されていない。というか、そもそも本体にアース端子がない。となるとこれも自分で工作せねばならぬか?

 

とりあえず機材はそろったと思いきや、まだ道のりは少々続くようでございまして、電力供給5月開始を断念、6月いっぱいに延期宣言です!

 

 (ㆀ˘・з・˘) ゴメンネ

2013/5/10 さ~て、つぎはどうすんの?

 

 ピースボート地球大学のみんなが設置してくれたパネルの電気をとりあえずバッテリーに仮つなぎ、さて次はどうしようと見上げる先には配電盤。う~ん、なんだろう・・・自信がない。

 

そんなとき助けに来てくれたのが、去年ワークショップに参加してくれた天ちゃんこと天野茂明!勤務先である”平塚電力”電雄社の社長とともに分かりやすく教えてくれました。後日、必要な機材まで送ってくれて、本当にどうもありがとう!

 

そんなすてきな電気屋・天ちゃんは、茅ヶ崎映画祭のプロデューサーもやってます。「街と人がつながる、手づくりの映画祭」みんな、よろしくね!

2013/5/4 起死回生、パネル設置完了

 

 はい、ということで仕切り直しとなりましたパネル設置作業、単管組みに木枠を固定し、その上にパネルをのっけることに決めました。偶然にもピースボート地球大学のみなさんが航海前の合宿にて作業を手伝ってくれるという幸運に恵まれ、なんと5/3草刈り、5/4設置完了という起死回生の進捗です!

 

ミラクル、ありがとう!

次はバッテリーバンクの構築だい!( ・ Д ・ )ノ

2013/4/28 無念の撤退、花びら型の設置断念 (ㆀ˘・з・˘) 

 

 昨年よりご寄付をいただきながら進めております牧郷ラボの自家発電。太陽光パネルを花びら型に置くデザインで施工を進めてみましたが、工事が難しくってついに断念しました!

 

背伸びせずにできることをやろうと思います。

木枠かな?単管組みかな?どうしよっかな?

 

当初は昨年末に完成予定を見込んでみましたが、そんなに簡単じゃないですね。5月中には電力供給を開始したい段取りで進めてみます!

photos taken by Kazuhiko Hakamada

牧郷ラボはどこ?