オフグリッドシステム施工レポート 2015年

神奈川県伊勢原市 GAIA本社 2015/2/9~13

 有機野菜や天然酵母パン、フェアトレード雑貨など「おいしい、たのしい、うれしい、そしてオルタナティブな」商品を販売するGAIAプロジェクト。本社兼倉庫の建物へ藤野電力史上最大規模の独立型発電設備を施工させていただきました。用途は建物内すべての照明です。 

 機器構成は、太陽光パネルは200W×10枚の2kW、コントローラーはmorningstar社のMS-MPPT-60、バッテリーは企業のUPSシステムからリユースしたMSE-300を24個直列にした48V300Ah。インバーターはCOTEK製SK2000-148。さらに発電量が足りなくてバッテリー電圧が低下した場合、自動で商用電源に切替えてくれる福島電機製切替機OGS-20を組み込みました。

 

■施工したパネルの合計出力:2000W

■施工案件での累計出力  : 

■施工件数 累計     :

伊勢原のガイアプロジェクト一日目

 自然食品の卸や販売で有名なガイア、ここ伊勢原倉庫は通販の品出し倉庫。昨年夏に藤野電力の施工依頼を受け、温めてきた案件がやっとスタート。24V200Wというパネルを10枚、2KWの発電量を確保し、48V300Ahの大容量バッテリーに蓄電し、倉庫内の照明のほとんどをまかなう予定です!早朝、屋根は凍ってツルツル、小雪まう天候の中、骨折隊員哲ちゃんと作業中、今日はパネルの設置と配線の取り付けまで出来ればいいかな~。頑張ろう!

伊勢原のガイアプロジェクト二日目 ランチ編

 冷えるという話だったがここ日向地区は暑いの何の、ミカンが道ばたでは売られている。この辺りは食事を出来るところがないと言われたが本当にない。

しかも臨時休業やら閉店やら…そんな中、ふと思い当たる名前の看板「はなまるキッチン」有機栽培レストラン。お隣が友達の家なのだ、関係ないけど。入ってみると本格的なフレンチ、南仏あたりの料理な感じ!哲ちゃんと作業着でランチとなりました~。他のお客さんはスーツやオシャレな服装なのだが何のその!薄味で食材の旨味を上手に出している。うまい!

伊勢原のガイアプロジェクト三日目

 大詰めの三日目、なんとしても完成を~。午前中は倉庫内に制御機器を組み込む作業で終わってしまった。各機材の配置はそれをつなぐケーブルや、配線の取り回しなどバランスを考えて、なおかつ後の作業に支障がないよう考えながら考えながら…そう簡単には進まないのだ、手作りの藤電オフグリットシステム、天気だけが後押ししてくれる。もう二三本手がほしいのであった、配線間に合うか?

伊勢原のガイアプロジェクト無事終了!

 48V 2000Wという藤野電力最大規模のオフグリットシステム施工。倉庫内のLED蛍光灯113本、総消費電力1400Wをまかないます。お話をいただいてから9ヶ月後の施工となりましたが、哲ちゃんに手伝ってもらえたおかげで3日で完成、最終日は日も落ち真っ暗な中での点灯式と相成りましたが、ガイアスタッフの皆さんにそのありがたみも噛み締めていただき、ほっとしております。時間がかかったおかげで計画も練る事ができ、バッテリーが大型化、自動電源切替機(東電←→藤電)導入と当初よりも良い内容に!毎回レベルアップにつながるお題を渡されているような施工、現場合わせの柔軟な発想と機転が必要、今回も色々とありました。


・バッテリーや制御システムを入れる物置、予定していた場所はまったく置けず(9ヶ月前は草むらで近づけなかったため写真判定)、初日いきなりの場所変更、配管配線ももちろん大変更?


・屋根の上が凍っていて氷を割りながらの足場作り。


・パネルの固定金具を設置する場所の基準点を割り出すのに図面と合わず一苦労(屋根ピッチが330mmなのに303mmで図面を書いていた)


・いつも100Wパネルなので、厚みが35mm、今回は200Wなので45mmな のにうっかり35mmの固定金具を注文、10mmの差を埋めないと押さえられない・・・買い出しに使える時間は30分、運転しながらも頭の中はぐるぐる?いくつか目星の物は考えていたのだが、アルミのちょうどいいものを発見!


・ひたすら肉体労働です、屋根と地面、何十回往復しただろう、高所作業もいっぱいありました。


 気分はミックスクライミング、登山の技術と判断力、何があっても創意工夫で乗りこえる、そんな経験がそのまま使えるのが藤電施工の面白さでもあります。当分やめられないな、やっぱり!

(文・写真 鈴木俊太郎)

神奈川県旧藤野町 橋本邸 2015/2/26

 橋本さんの暮らしは JAPAN TIMES に取材され記事になっています。記事の執筆者は一般財団法人日本再建イニシアティブの研究員ソフィー・ナイトさん。地元の建設会社、創和建設で自然派住宅を建てた橋本邸を見学し、お二人にオフグリット生活がどんな感じなのか色々と質問。引っ越し前は各部屋に冷暖房があり、あらゆる電化製品を湯水のように使っていたそうですが、studio-ikb+ による自然素材を活かした風通しの良い住宅設計により、エアコン無し、薪ストーブ中心、さらに藤野電力のオフグリットエネルギーを組み合わせて快適すぎる生活環境が手に入ったと大喜び! 

 照明はもちろん、洗濯機、充電式掃除機、ドライヤー、電話などの通信機器やオーディオなどをオフグリットでまかない、それでも電気が余るということで電動草刈り機に電気ポットまで使っているとか。楽しい毎日が過ごせるうえに、電気代が1万円も下がったと意識改革しまくりのご夫婦であります。さぞかし凄いシステムかと思いますか?12V100Wのパネル4枚と300Ahのバッテリー、1500Wのインバーターという小規模な物、贅沢オフグリットでも貧乏オフグリットでもない普通な規模のシステムが藤野電力なら可能です!

 

■施工したパネルの合計出力:400W

■施工案件での累計出力  : 

■施工件数 累計     :

「コミュニティーの力でエネルギー革命を」

The Japan Times NEWS!

 

藤野電力の特徴的な施工、部分オフグリッド。その背景にある思想と共にみっちり取材されております。英語ではありますがぜひご一読を!