ワークショップユーザーレポート

ファーマーズマーケット事務局のモバイル電源

 東京青山国連大学前にて5年前から毎週開催されているファーマーズマーケット。ここで使われる電力を再生可能エネルギーにシフトしたいということで、現在少しづつ取組みが進んでいます。その一環として、藤野電力のミニ太陽光発電システムのワークショップを開催していただきましたが、事務局チームが作り上げたシステムは、三輪自転車とくっつけてモバイル電源システムとなりました!うーん、さすが、おしゃれ。現在は事務局用電源として会場で活躍しているようです。遊びに行った折には、探してみてくださいね。

ビデオ用の三脚でパネルの角度調整

 集合住宅の防災機材としてミニ太陽光発電システムをご活用いただいているざま災害ボランティアネットワーク(ZSVN)の宮本さん。今度は、太陽光パネルを手軽に角度調整できるようにと中古のビデオ用三脚を用いて、独自の架台を制作!太陽の位置に合わせてハンドルを動かせば簡単に太陽光パネルの角度が変えられます。かかった費用は三脚・アルミ材・ネジなどでなんと約1,500円!?これは便利そうですねぇ。

マンション管理組合の防災機材として活用

 2012年12月、牧郷ラボでの最後の定例開催にご参加くださった宮本さんは、ご自分でつくられた組立キットを独自の架台に収めて、マンション管理組合の防災機材としてご活用いただいています。バッテリーやコントローラーなどの機材は下部のプラスチックケースに収納、その上部に取り付けられたパネル部は可動型になっているので日の光にあわせて手軽に動かせます。従来のガソリン発電機は、燃料となるガソリンが劣化するため定期的に交換する必要がある上、災害時に確保できるかどうかという心配が・・・そこで燃料の心配がなく騒音もない太陽光発電システムを就寝後の照明として活用し急病対応等に備えるとの話でした。こんな使い方もできるんですね。

一人用炊飯器でご飯を炊く!?

 銀座おとな塾でのワークショップに参加してくださった高梨さん。あったかな太陽エネルギーであったかなものを作って食べたい!という思いから、当初はホットプレートを動かしてみようとしたそうですが、あまりの消費電力の大きさに断念。それでもあきらめず探したところ、一人用炊飯器ライスクッカーという商品を発見。消費電力250W、約30分ほどで1.5合が炊けるという製品で、ワークショップのインバーターは出力限界ギリギリ。やはり「ピーピー」音が出て、使えなかった・・・そこでもう一回り出力の大きなインバーターを別途購入、再チャレンジしたところ見事ご飯を炊くことに成功!電気を熱に変換して使うのはエネルギー効率の問題から比較的避ける傾向がある中、こうした省エネ製品を使ったチャレンジはとてもユニークだなと思います。粘り強く思いを実現した行程もなんだかさわやか。炊けたご飯をおいしそうにいただく姿を想像して、微笑んでしまいます。

加計呂麻島に移住した青木さん

 牧郷ラボの定例ワークショップに参加してくださった青木薫さん。「加計呂麻島に移住してそこでの生活に使いたい」とお話を聞いたときは「えっ~まじっすか!?」とずいぶんびっくりしたことを記憶していますが、その加計呂麻島で自家発電する住民として新聞に取り上げられたそうです。移住してすぐ台風の被害にあわれてその時の記事だということですが、電気復旧の目途が立たない最中、近隣の住民の携帯電話を充電してあげて感謝されたとのこと。なんかぼくらもうれしいですな。

ミニ太陽光発電システムで防犯灯

 こちらも牧郷ラボの定例ワークショップに参加してくださった方の活用事例です。太陽光パネルをフレームに取り付けて駐車場の屋根に設置。角度は約30°、方向は南東向き。太陽光専用の配線を敷設して8WのLED防犯灯に利用しているとのことでした。その効果は右下の写真のとおり。しっかり働いてくれているようです。

一部屋の電気をミニ太陽光発電システムで

 所沢の出張ワークショップを主催してくださった「埼玉西部 土と水と空気を守る会」の方の活用事例。太陽光パネルをベランダに設置して、パソコン、電話機、扇風機、照明と次々に省エネタイプのものに置き換え。直流を上手に活用して、電力のロスをどんどん減らしてゆき、ついには一部屋の電気をすべて自家発電賄うほどに!市販品と手作りの合わせ技で自分なりの生活を作ってゆく様子がとても勉強になりました。

家の中、日当たりを求めてパネルと散歩

 牧郷ラボ定例ワークショップに参加してくださった宮原元美さんの活用事例。太陽光パネルを、これはなんと呼んだらいいんでしょう、レストランなどでメニューの黒板を掲示するためのフレームとお伺いしたような気がするのですが、それにがちゃりと取り付けまして、バッテリーやその他の機材はフレームの足にまな板を渡してそこに置いているというとても独創的な設置です。このフレームには車もついているので家の中の日当たりのいい場所にちょこちょこ動かせる優れもの。お母さんが「入院してる時の点滴みたいね」と笑ってました。この元美電力、2012年のひかり祭りに出向してくれたこともあるんです。太陽の位置に合わせて自在にパネル角度が変えられるしコロコロ軽く動いてくれるしで使い勝手は抜群でした。

photos taken by Kazuhiko Hakamada